木目込み人形の作り方
人形の町として知られる岩槻で、「まちかど雛めぐり」というイベントが開催中です♪
(平成21年は2/28〜3/29)
イベントとしては以前りんりんロードを走りに行った際に見た「真壁ひなまつり」と同様、各商店が自慢のお雛様を店先に並べて、それらを見ながら散歩できるといったモノです。
江戸時代のお雛様とかも展示されてたりして見て回るだけでも楽しいのですが、今回は同時開催されている体験イベント「木目込み人形製作」に参加してきました♪
思ったより簡単なのでキットとか購入すれば家でも楽しめそう?
なので今回教わった作り方を紹介してみようかと思います。
「まちかど雛めぐり」の体験イベントでは簡単なモノから難しいモノまでいくつかの木目込み人形キットの中から好きなモノを選ぶことができます。今回は初めてってことで比較的簡単そうな↑を選択し、妻と一つずつ製作することにしました。
果たして見本のようにできるのか・・・?
必要なものは、木目込み人形のキットと、両刀べら・先の細いハサミ。
(家庭でやる場合はこいうったツールキットが便利かも)
基本的な流れは、以下の通り
- ボディに掘られた溝に先が細まった入れ物に入れた接着剤を注入
- へらで布を押し込んでいく
- パーツごとに繰り返し
書くと簡単ですね(笑)
でも、やってみても慣れれば結構簡単です♪
ではやってみましょう。
複雑な形状のモノでは、まず最初にキット付属の型紙似合わせて布を切断するようですが、今回のは簡単なので(型紙が付いてないし・・・)直に布を当てて裁断しながら作成します。
まずは、これから布を貼り付ける場所の溝に接着剤を注入!
後で布が足りなくならないように全体に届くことを確かめて位置決めをしていきます。布にシワが寄らないように気をつけます
溝に入れた部分から1mmくらい残して余った部分を切り取ります。
形状が複雑な部分は、仮止め→切断を少しずつ繰り返しながら調整していくと綺麗にできるかも〜
この調子で「布にシワが寄らないように」気をつけながら全週を押し込んでいきます。
押し込みが甘いと次の布が入らないのでヘラで奥までしっかりと押し込みます。
全体をチェックして良さそうなら底部は完成〜
続いて側面部を貼り付けます。
側面部はくびれのある円錐状の形なので底部よりちょっぴり難しい。
まずは基本の位置を決めるために布の中心と背中の中心部を合わせて置きます。
この時に左右の布が胴体すべてをきちんと覆えるかどうかチェックしておかないと後で足りなくなったりするので要注意。
先ほどと同じ要領で押し込んでいきますが、細かく形状が変化する部分があるため、仮止め→切断→押し込みの順で細かく仕上げていきます。
ひたすら作業して胴体も完成
木目込みの作業はこれで終了〜
作業としては単純なので、手間さえ掛ければ上手にできますよ♪
頭を接着する際に布と頭だけを付けるとグラグラするので、頭を付ける部分の布を心材に接着します。
あとはお好みの角度で頭を置いて接着すれば完成♪
頭は真っ直ぐに置くよりもちょっと傾けた方が表情が出て可愛いですよ。
完成するとこんな感じに〜
初めてチャレンジしたのですが、予想以上に綺麗にできて大満足♪
これで、キット・指導料込みで1500円ですからお得な遊びではないでしょうか?
「まちかど雛めぐり」は3月末までやっているので、良かったら木目込み人形作りにチャレンジしてみて下さいませ〜
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