JALの客室乗務員訓練施設に潜入

JALの整備工場見学」に続いて客室乗務員(キャビンアテンダント)の訓練部に潜入するよ!

男として機体整備工場とは違った意味でドキドキのキャビンアテンダントの園・・・、なのか?あこがれの職業ランキング上位常連のキャビンアテンダントは一体どんな風に作られているのでしょうか(笑)

まずは客室乗務員の訓練についてスライドで解説。
驚いたことに現在JALグループだけで10000人以上の客室乗務員がいるそうです。

そんなJALの客室乗務員の目標が「きさくで美人」。世の中がそんな女性ばかりだったら素晴らしい、と思える目標ですw

「きさくで美人」を養成する課程はかなり厳しい~

入社後2ヶ月間、徹底的に訓練を受けた後、1年契約で3年間働いて、4年目からやっと正社員になれるんだそうです。また、訓練期間のカリキュラムもかなり体育会系で1日8時間の講義とか課題がたくさんあったりとか、さすがとしか言いようがない。

どうやら世の中みんなが「きさくで美人」になるのは難しそうです(笑)

講義を行う教室とメイクアップルーム。

教室は「いつ誰に見られても良いように」ということで廊下側が大きな窓になっていて、講義中も一瞬たりとも気を抜けない厳しい環境なんだそうですよ~

お酒をつくる訓練も~
ここでは機内で出すお酒の作り方から、飲んだくれのお客への対処法まで教えるそうです。

建物内には飛行機が再現されていた!

さて、客室乗務員という名が示すとおり、主な活躍の場は飛行機の中です
って、今回聞いた話だと飛行機に乗る前後には想像以上にたくさんお仕事があるらしいのですが・・・

なんとビルの中に機内の設備がそっくり再現されていました!
この施設を使って実際に機内サービスの訓練を行うんだそうです~

座席はクラス毎にそれぞれ設置されていて、写真上右は1脚1000万円もするというファーストクラスのシート!1000万円の椅子ってどんなんだよということで寝てみましたが、ここが飛行機とは思えない寝心地でした(笑)

いつかはファーストクラスで世界を旅してみたいですが、おそらく一生その機会はありません(T T)

もちろんエコノミークラスの席もある。
↑のビジネスクラス&ファーストクラスと比べるとずいぶん寂しげな席ですね。

食事やドリンクを出すための設備もも完備。
そしてチーズの切り方の講習も!

均一なサービスを提供するためとはいえ、ここまでいろんなことを覚えなきゃいけないなんて客室乗務員って大変だよなぁ。

ってことで、実際の訓練同様お客様になってみました(笑)
座っているのはビジネスクラスの席ですが、やっぱり広いね~、ビジネスクラスは。

ちゃんと担当の客室乗務員が付いてお酒まで注いでくれるし、至れり尽くせりとはこのことですよ。

前方スクリーンでは客室乗務員の1日を説明中なのですが、あまりに仕事が多すぎて「もの凄くたくさんお仕事がある」ということ意外覚えてません(汗)

緊急時の訓練も体験

客室乗務員の仕事は客室でサービスする以外に緊急時の保安要員の側面もあります。滅多にあっては困ることとなのですが、訓練はもちろん念入りに行われています。

生まれて初めて救命胴衣を付けた・・・
っていうか実際にこれを利用する場面には遭遇したくないですね(汗)

しかも、訓練とはいえかなり気合いの入った内容になっており、途中からホントに落ちるんじゃないかと思えてきた。普段からこれだけの緊張感をもって訓練することで空の安全が守られているわけだ。

最後は歴代のJALの制服が一堂に展示!
マニアならドキドキのコレクションです(笑)

全体的な感想

機体整備工場の見学から客室乗務員の訓練施設まで潜入してきましたが、感想としては「相変わらずJALだな」と。もちろんJALファンな僕としては良い意味ですよ♪

品質を落として価格を下げたり利益率を上げることは簡単なんですが、あえてそっちには行かない。

再建だなんだでいろいろあると思うし経営が第一ってのも当然なんですが、企業として捨てちゃいけないポリシーとかあると思うわけです。その辺は大事にして欲しいなぁと思うとともに、今回の内容からその意志みたいなものを感じました。

引き続き応援するぜ、JAL!

そんなわけで、今だからこそ見に行きたいJALの機体整備工場見学。
無料だし面白いのでお奨めですよ♪

 
この記事へのコメント(12件) |コメント入力欄へ
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gen2010年2月17日 20:36返信

私が生まれて初めて飛行機というものに乗った(=初海外旅行)のは、20代後半でかなり遅かったのですが、その記念すべき初飛行がJALでした。強く印象に残ったのは、離陸時の加速感と「世の中にはこんなにもきれいな人がいたのか!」という感想。それまでの私の人生はなんだったんでしょうか。

最後に乗ったのは8年前のシンガポール旅行(BD-1で飛行機輪行)のUA。こちらの客室乗務員は…JALとは違う印象だったような。(笑)

ところで、一等のファーストクラス・三等のエコノミークラスは分かるんですが、二等はなんで「ビジネス」クラスなんでしょうか?誰か教えてください。

ついでに、鉄道の一等はなんで「グリーン」?こちらはmartyさんに答えを聞きたいな。

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ina2010年2月17日 21:52返信

>genさん
海外の航空会社と比べると国内の航空会社のキャビンアテンダントのレベルは凄く高いですよね(笑)

> 二等はなんで「ビジネス」クラスなんでしょうか

そういわれてみれば・・・
ポタおじさんとか知ってそうだけど、最近忙しいみたいだからな~

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フェレパパ |2010年2月18日 17:35返信

訓練生になるための予備校があるくらいだから客室乗務員になるのも大変だよねえ。

京成沿線の飲み屋はJALの関係者が多いんだけどさあ 裏側の金の無駄使いの話聞いたら普通ならつぶれて当たり前なような気がするなあ。

空港構内で距離300メートルの引越し。
手押し車で3、4台分の荷物の為に日通の作業員が3人も来て移動作業するなんてこともあるらしいよ。(ドンだけ金使うんだって感じだな)

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銀子2010年2月18日 19:49返信

こんばんは。
JAL&モルディブで一緒だった者です。
先日はお声をかけていただいて、うれしかったです。
ありがとうございました。
JALもモルディブも素晴しいイベントでしたよね。
いつも感動しちゃいます。
素晴しいサイトですね。
また、お会いできることを楽しみにしています。

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ina2010年2月18日 21:45返信

>フェレパパさん
ありそうですね~、そういう話(笑)
この機会にクオリティはそのままにそういう無駄は排除して新しく生まれ変わって欲しいものですね~

>銀子さん
先日はどうもありがとうございました!
また、こういった機会にお会いすることもあるかと思いますのでよろしくお願いします♪

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ゆう2010年2月19日 04:07返信

 客室乗務員の訓練といえばヲジサンは「堀ちえみ」主演のドラマを思い出してしまいます。共通するのは、普段からのキビシイ訓練があり、その積み重ねが「きさくで美人」につながるってことで、なんだか今やってるオリンピックの選手と共通している気がして、なにやらありがたいような、感心してしまうような、そんな感じさえしてしまいます。
 それに引き替え我が物流業界は、「低賃金・長時間労働・雇用不安」さえ我慢できる強靭な精神力と肉体さえあればあとはどうにかなるというお気楽さ(?)。フェレパパさんの某大手運送会社を使った無駄遣いの輸送費だって、自転車でいえばせいぜい3人分でハンテンからメトロの間位でしょう。キビシイ訓練して自らの価値を高めないと、いつまでたっても暮らしは向上しねえなあ・・・って、まじめに考えてしまいました。
 でも、ここまでの見学はなかなか出来ませんよね~。JALに乗ったことがないので、いつか乗る日までそのクオリティー(!)を保っていて欲しいものです。(でも、ホントは高崎線のグリーンアテンダント位のサービスでも十分なんだけど・・)

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ita2010年2月19日 12:28返信

元々飛行機はファーストとエコノミーしかなくて、通常の料金を払ってエコノミーに座るお客と、格安料金でエコノミーに座るお客との差別化を図るためにできたのがビジネスクラスだったような。

ビジネスクラスが出来てからも、エコノミーに通常料金で乗っていると、
ビジネスクラスに空席があるとそちらへ移してくれるという事がよくありました。一度だけファーストに移してくれた事もあったっけ。

海外出張で旅費が向こう持ちだとたいていビジネスクラスのチケットを手配してくれました。昔はヨーロッパも直行便ではなく12時間とかかかるので、これはありがたかったです。

グリーン車も昔は1等、2等だったです。
私が子どもの頃に名称が変わったような記憶が。
なぜその名前になったかは...詳しい人を待ちましょう。(^^;

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ina2010年2月20日 13:07返信

>ゆうさん
僕もここまで体育会系で訓練されているとは思っていなかったので、なんだかとても感心しました!

>itaさん
ビジネスクラスの由来ありがとうございます!
今もエコノミーの値段は実質2重価格みたいなものなので、新たなランクができたりするかもしれませんね(笑)

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こじー |2010年2月20日 21:04返信

はじめまして!
先日、ANAのCA訓練所に行ってまいりました。JAL Global Clubのタグをつけた鞄でです(笑)
大田区の東糀谷。
訓練設備の中に弊社の機材が使われており、そのリプレイス作業で。
夕方、CAたまご達が訓練を終了する頃に行きましたが、華やかでしたね~

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ina2010年2月21日 20:45返信

>こじーさん
おぉ、ANAでも同じ、と思ったらお仕事でしたか。
僕がいたときは残念ながら訓練自体はやっていなかったのですが、まさに訓練中にのぞけたとはうらやましいです(笑)

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えんそく |2010年2月24日 15:59返信

ご無沙汰してます。

グリーン車について以前同じ疑問を鉄ヲタの友人にぶつけたところ、昔の税制の名残との由でした。なんでも一等とすると当事運行税だか通行税だかをアドオンしなければならなかったとか。真偽の程は不明ですがトリビアですねっ。

ではなぜグリーンという名称になったかというと、こちらは諸説あるらしく、緑の窓口がどうの、車体の塗分けがどうの、幾つか説明されたのですが、ゴメンなさい、委細は忘れてしまいました~

続きはmartyさん、宜しくお願いしまーす。

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ina2010年2月25日 12:04返信

>えんそくさん
昔はグリーン車だと税金とられてたんですか!
それはビックリ~

そういわれてみれば、グリーン車と緑の窓口、関係ありそう・・・?

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