ZIPPOハンディウォーマー VS エネループカイロ
とっても暑かった夏が過ぎ去った今日この頃、先日の気象庁の発表によれば、2007年度の冬は気温こそ平均的なものの寒暖の差が激しく日によっては激烈に寒い感じになる予報だそう。
僕は去年、ZIPPOのハンディウォーマーを買おうか買うまいかと悩んでいたら在庫が品薄になって・・・とか何とかしている内に冬が終わってしまったという苦い経験があったりして、今年は早い段階から準備を、と思っていたりいなかったり(笑)
で、世の中はエコです。
寒い冬になると使い捨てカイロが恋しくなったりしますが、エコな世の中にふさわしく「使い捨てない」カイロが発売されています。
それが、「ZIPPOハンディウォーマー」とサンヨーの充電式カイロ「エネループカイロ(eneloop kairo)」です。
ラッキーなことに両方を一度に弄る機会に恵まれたので比較検討してみたいと思います♪
エネループカイロ(eneloop kairo)の感想
エネループカイロ(eneloop kairo)は、サンヨー電機が誇る充電式電池「エネループシリーズ」のブランドを冠した、「使い捨てないカイロ」です(笑)
家庭用のコンセントにつないで充電することで、何度も使えちゃう優れものです。ちなみにエネループとはエネルギーのループ、つまり繰り返し使えるっとコトですよ♪
エネループカイロの最大のメリットは、電気を熱源としたことでスイッチを搭載することが可能になったことです。
後で紹介するZIPPOハンディウォーマーのような、化学反応を熱源としたタイプは一度動き出したら発熱を止めることができません。っていうことは、室内にいて使わないときにも発熱しているわけで、あまりエコではありません。。。
対してエネループは、使うときだけスイッチを入れればすぐ温かくなるので使い勝手面では一歩リードといった感じです。
こちらの面が温かくなります。
スイッチで強弱を切り替えることができ弱では39℃、強では43℃に温まりますが、強にすると「あつっ!」っていうくらい熱くなりますよ(笑)
エネループカイロへの充電は、こちらの充電器で行います。
3時間の充電で最大7時間くらい使えるので、夜の内に充電して翌日使うって形でバッチリです。
充電式でスイッチがあってどこでも使える「エネループカイロ(eneloop kairo)」は、非常に便利です。
たとえば、ツーリングの時にバックに忍ばせていって止まったときにスイッチオン!
冷えた指先もほんのり温まります〜
ちょっとだけ気になるのは、主に温かくなるのが片面ということ。
全体的に温かくはなるのですが、発熱するのが片面だけなので、激烈に寒いときに物足りなくならないかがちょっとアレですね〜
→エネループカイロ(eneloop kairo)の在庫有りを探す
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ZIPPOハンディウォーマーの感想
そのカッコイイ外観と使い捨てないカイロというコンセプトが大当たりして去年・一昨年とバカ売れしていたZIPPOハンディウォーマー。
僕も去年、「買うか・・・、買うぞ!、いやいや・・・」と悩みに悩みましたw
そんな、ZIPPOハンディウォーマーがこれ!
光沢のあるボディに排気用の穴がカッコイイ〜
ZIPPOハンディウォーマーは、中にベンジン等のカイロ用燃料を入れて着火するタイプで、昔からある方式の携帯カイロです。
(ハクキンカイロという商品で昔からあります)
ZIPPOブランドなので「火をつけて燃やすのか?」と思ってしまうところですがそうではなく、触媒を使って燃料を酸化させ酸化熱で温める仕組みです。
使い方は簡単。
まずは付属の漏斗で2杯分のZIPPOオイルを中に投入して、本体内部にあるプラチナ触媒を火で炙るだけ♪
充電式のエネループの場合は電池が切れたらそこまでですが、ZIPPO用の燃料ならコンビニでも買えるので安心です(笑)
発熱時の本体はかなり熱くなります〜
裸で持つと「あちちっ!」ってなるくらい熱いので、使用時には専用袋に入れて使用します。
1回満タンまで注油すると24時間使えますが、スイッチがないので・・・
問題点としては、発熱させるときに「火」が必要なことですね。
普段からタバコとかのためにライターを持ち歩いている人は良いですが、僕は吸わない人なのでこのためにライターを持ち歩かねばなりません、それはちょっとなぁ・・・
ZIPPOハンディウォーマー VS エネループカイロ
うむぅ、微妙に両方とも一長一短だよな〜
今年は早めに買うと決めたので、どっちかを買いたいんですがどうしたものか・・・
で、結局考えた結果、僕は普段からライターを携帯していないということと、長時間継続して使う機会は少ないという判断からスイッチ付きが便利と考えて、エネループカイロ(eneloop kairo)を買うことにしました。
届いたらまた、細かい使用感を書いてみたいと思います〜
見沼のオフのとき背中に入れてました。激寒の時はすごくお役立ちでした。ずっとあったかいままでした。
またコンビにでも売っているジッポーオイルということで買いました。
(ZIPPO以外の安いオイルだとにおいが出ますし、本体の寿命を短くします。ZIPPO以外みつけるほうが大変かもですが)
附属のオイルカップ1杯で12時間、2杯で24時間です。小さいオイル入れとライターさえあれば数日のキャンプでもOKです。
時間調節はオイルの量で調節ですけどそんなに困りません。
冬はいつも出かけるときにあっためていますが、帰ってきてもあったかいときは、そのまま布団に入れておきます。簡易湯たんぽ代わりですね。
一度あっためてしまうとそのままほおって置けるので楽チンです。
それにこの原始的な構造が、キャンプ道具や自転車に通じるものがあり、愛着がわきます。
ちなみにこれはZIPPOが作っているわけではなく白金カイロの製造元からのOEMでした。
電気は通勤用、オイルは長時間サイクリング用として持っていてもよいかもです。
私もエネループはきになっていますが、まだ買ってなかったりします。電池で12時間持てばよいのにという感じです。
エネループのインプレ楽しみです。
ちなみにエネループもZIPPOも同じですが、全身をあっためるのにピンポイントの場所があります。
それは脊髄の近くです。つまり背中の下のほう、尾てい骨の上の方です。ここは効きます。いつまでもあったかくなります。私のはストラップつきでしたが、ない場合は携帯電話の長めのストラップをつけて背中にまわすとちょうどよいです。
おそまつさまでした。
ロケットさん、こんにちは。
毎度ロケットさんとは、微妙に趣味が合いますね(笑)
ZIPPOの方も、あのマニアックな構造に惹かれたんですが、とりあえず実用性を重視してみました。
この記事をアップした直後に買っちゃったので、明日くらいには届くはず〜
>尾てい骨の上の方です
良い情報ありがとうございます♪
届いたら早速試してみよう〜
また、面白そうなモノを・・・
ジッポ・・・買っちゃったじゃないですか(^^;
土曜に届きます。
ひと冬越せる、大量のオイルと共に・・・
尾てい骨試してみよ〜
そんな事やってたら、もう2時!寝なきゃ・・・
ねこどりさん、こんにちは。
当サイトは至る所に「ワナ」が仕掛けられており、つい買い物をしてしまうので注意が必要です(笑)
ジッポの方届いたら、是非感想を教えてくださいね♪
私はジッポーのハンディーウォーマーを使っています。ツーリングキャンプで使います。 特に夜、シュラフで寝る時に足の冷えを緩和する為に買いましたが、以外な盲点がありました、1時間位で殆んど、冷えてしまうのです。 最初は分かりませんでしたが、どうやらシュラフの半密閉状態構造から来る、酸欠が原因の様です。一番楽しみにしていた使い方のひとつなので、かなりショックでした。 ポケットなどでも、密閉性の高いポケットだと、同じように発熱温度が下がるので、同じ原因が考えられます。 通気性を良くすれば解決すると思われますが、それでは暖を取る意味がありませんね。 外に放りっぱなしにしている時がやはり一番温かいようです(酸化効率が良い?)。今考えてるのは、出しっ放しでシュラフの下に置くことです。 多分これが一番良いと思います。 後は、こういった生地(シュラフ等)越しで使う時に帯熱性を高める為、裸で使いたいのですが、それだと、すぐ蓋部分と本体が分解してしまうことです、凹凸を蓋と本体にそれぞれ付けて軽くストッパーが掛かるようにしてくれるとすっぽ抜けが防げてより良いと思います。 それか、一番良いのはシュラフ自体の表面の足元部分にウォーマー用のポケット(勿論、酸化効率の良いメッシュで)を上下につけたシュラフがあれば最高です。 裸だと強烈に発熱するので、シュラフごしでも充分温まるのではないかと思われます。 メーカーさん宜しくお願いします。 ま、取敢えず、代用法を考えます。 参考になりましたでしょうか?
梅本さん、こんにちは。
詳細なレポートありがとうございます!
ご指摘のように、ZIPPOハンディウォーマーは化学反応を利用したアイテムなので酸素が不足する環境では使えないですね〜
それにしても、冬用のシュラフってすごい密閉性ですね(汗)
エネループはその点大丈夫なんですが、充電が切れちゃうとどうしようもないのでキャンプ的な使い方には向かないかもですね・・・